イタリア写真・フランス写真などの旅行写真を、言葉や情報と共に綴った作品集。パリ・プロヴァンス・ローマ・ミラノ・フィレンツェ・シチリア…




【ただいまの道草写真】

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[ 0286 ] はかる

サン・トロペ (プロヴァンス) / フランス
St-Tropez ( Provence ) / FRANCE

誰と誰が近いなんて
くだらない。
ゲームはしょうがない。
   

   

<ほぼ週一更新 /最新update:2012年01月29日>




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<ひとこと>

旅行が好きでよく出かけます。よくといっても、海外へはそんなに頻繁に出かけられるわけもなく、
少し長めの休暇が取れたときに、慌てて(でも綿密に)準備をして出かけます。
'90年代にフランスやイタリアへ旅行をしたことがきっかけで、今でも海外旅行といえば、フランス、イタリアが中心。
どの国や地域でもそうだと思うのですが、まだまだ知り得ない奥深い文化に魅せられ、あちこち訪ね歩いています。
日本人として、また一人の人間として、旅行先で出会うちょっとした光景に心が ほわっ としたとき、写真を撮るようにしています。
それはとても心地良い瞬間です。
写真はいわば、その場所・その時・その光景と、自分の心の交流を写したもの。
のんびりとした旅行ならば、ここで絵を描いてみるのも楽しいだろうなぁと思いつつ……。
   

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<もう一言 (写真編)>

イタリア、フランスの旅行先でたくさんの写真を撮ろうとするとき、最も楽しく感じる場所の一つはパリの街ではないか。。。

もちろん「どのような写真を撮りたいか」にもよるのですが、このサイトにあるようなイメージの写真を撮影している私にとって、
「写真になる」、いわゆる「絵になる」場所やシーンが目白押しに現れるパリの街は「写真ネタの宝庫」と言えます。

もちろんイタリアでもフランスでも、田舎の町や村で写真を撮るのは楽しい。
中でもおすすめなのは(フランスの場合)「フランスの最も美しい村々」協会認定の村なのですが、
実はこの「最も美しい村々」協会に認定されていなくとも、魅力的な町や村は他にもたくさんあります。

そこで見られる「広く美しい風景」や「のんびりと暮らす人々や動物たち」「花々に彩られた可愛らしい家々や町並み」などの写真は、
大都会パリではなかなか撮ることができません。

しかし、小さな町での写真は、ネタがある程度限られており、何枚も何枚も撮影する者にとって、似たような写真ばかりになってしまう
きらいがあるのです。


その点パリで撮る写真はバラエティに富んでいます。
田舎でしか撮れないような素朴な写真は難しいのですが、大勢の人々、子供たち、犬、メトロ、駅、バス、車、通り、建物、モニュマン、お店、カフェ、工事現場など、多様な事物が存在し、それぞれが複雑に関係しあって、色々な物語を作っています。

街を歩いていると、思わず「写真を撮りたい!」と思ってしまう面白シーンがどんどん現れるのです。
そんな訳で、このサイトでもパリの写真をたくさん掲載しております。。。

★パリ特集サイト⇒ <“パリ 街角写真館〜Des Petits Notes à Paris〜”>へ

  

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<更にもう一言 (食事編)>

イタリア、フランスともに概して料理や食べ物は美味しい。
中でもその代表を挙げるならイタリアは「パスタ」、フランスは「パン」でしょう。

間違ってもこれを逆にしてはいけません。特にフランスのパスタは要注意です。

もちろんフランスにも美味しいイタリアン・レストランはあります。
注意しなくてはならないのは、イタリアン・レストランではなく、メニューにとりあえずパスタが載っている観光地のカフェなどです。

軽く食事をしようとパスタを頼んで大変なことになるケースがあります。
クリーム系のソースがたっぷりとかけられた「汁無し茹でそば」が出てくるかもしれません。

しかも麺はたっぷりと茹で汁を吸っていて、まるでお湯をかけてから3時間半ほど忘れ去られていたインスタントうどんの如くです。
皿上の麺はフォークで巻き取ることができず、麺の塊がそのまま持ち上がる。
残念な気持ちを通り越して、思わず笑みがこぼれてしまいます。写真でも撮って気を取り直そう、と。。。

「フランスの観光地でパスタ = 注意!」と覚えておいて損はないでしょう。

さてもう一つ、イタリアのパンについて。
これはフランスのパスタほど注意の必要はありません。美味しいパンもたくさんあるからです。

ただ、よく言われるのは「トスカーナ地方のパンはあまり美味しくない」ということ。
トスカーナ料理の味付け具合や歴史的な理由もあってのことらしいのですが、私も実際そう感じました。

けれどもこれは好みによるところが多く、パンにも幾つか種類があるので断定はできません。
しかし、相対的にみて、また一般的にみて、パンはやはりイタリアよりフランスの方が美味しいような気がします。

「パスタはイタリア(フランスよりイタリア)」 「パンはフランス(イタリアよりフランス)」 これを大原則と考えて良さそうです。

イタリアのパンについて、ついでにもう少しだけ……。
プーリア地方を旅行中、「アルタムーラ」という町を訪ねたことがあります。
何をしに行ったのかといいますと、イタリアで一番美味しいパンがあると聞いて向かったのです。

旧市街の路地裏にある目的のお店に着き、狭い入口の玉簾をより分けて中を覗きました。
薄暗い部屋の中に窯と薪、大きなヘラ(パンを窯に入れるための)があり、横の質素な台の上に、
ボーリング玉くらいの大きさで、歪んだ岩のような独特な形の、日本では考えられないほど大きなパンが数個並べられていました。

部屋はあまりにも飾り気がなく他に何もないので、ここはおそらく店舗の裏側か、もしくは少し離れたパンを焼くところで、
建物の反対側かどこかに綺麗なお店(パン屋)があるのだろうと勝手に考えていた私の前に、部屋の奥からおじさんが現れました。
「チャオ」おじさんはそれだけを言って窯の様子を見だします。
 

「あ、あの……すみません。パンを買いに来たのですが、お店はどこですか?」
おじさんは振り向いて無愛想に「ここ」と言います。
「ここ? そぉですか……パンは他に種類は無いのですか?」
「ない。これだけ」
「これだと大きすぎて食べられないので、小さいのはないのですか?」
「ない。これだけ」
私は仕方なくその自分の頭ほどの大きさのパンを買い、外に出て齧(かじ)ってみました。
……ん?! うまっ!!

その後、あまりの大きさに何日間も食べ続けることとなりましたが。。。

(ちなみに、その大きな大きなパンの値段は2ユーロ、当時のレートで約260円でした。)

 

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