愛嬌たっぷり猫たちの村/オクシタニー「ウス」 【フランス旅】


ワインを飲まれる方は、よく耳にする名だと思うが、かつて、フランス南西部に「ラングドック・ルシヨン(Languedoc-Roussillon)」という地域圏があった。

このサイトでも何度か触れているが、2016年の地域圏の大合併により、「ラングドック・ルシヨン」は、隣の「ミディ・ピレネー(Midi-Pyrénées)」と合併し、「オクシタニー地域圏」となった。

オクシタニー。。。

最近 日本で、やたら目につく・・・失礼、とてもよく目にするようになった、オシャレなフランス・コスメのお店があるが、そのブランドと同じ由来を持つ名称だ。

ウス(Eus)の村は、ラングドック・ルシヨンの中心都市の一つであるペルピニャン(Perpignan)から、40㎞ほど西、ピレネーの山に向かって進んだ辺りにある。

小さな教会を中心に、小高い山を覆うように広がる、特に何があるわけでもない、長閑な村。

 

 

訪ねた時間帯もあるのだろう、出会った人は数える程度。
どこかの家の工事に来ていたムッスュと、カフェのテラスで小声で会話する若いカップル。そして、たまたま家から顔を出し、僕と目が合ったマダム。「Bonjour!」

別の町へ行く途中に立ち寄っただけなので、滞在時間も短く、出会った人は少なかったけれど、猫たちにはたくさん出会った。

どの子も愛嬌たっぷりで、全くと言っていいほど警戒心がない。
カメラを構えると、ポーズをとる子までいる。

きっと人に大切にされ、平和に仲良くの~んびり暮らしているんだろうなぁ。。。

 



2021年03月16日