🚘 市街地での路上駐車について ①(青い線で区切られたスペース)【フランス旅】

以前 書いていた フランスやイタリアの 旅ブログ “お気軽フォトエッセイ『フライタ!』" コンテンツの中で、最もアクセス数の多かったのが、レンタカー旅での「市街地の路上駐車について」の考察でした。

そこで こちらのサイトにも、その内容を 少々書き直して掲載することにいたしました。
(旅慣れていらっしゃる方には 必要の無い話かと思いますが……)

2020年現在は、Covid-19 の影響で 海外旅行はままならない状況ですが、
この先 状況が改善され、不安なく渡欧できるようになり、「よし。今回は思い切って “初レンタカー旅” してみよう!」などといったお考えになられた際、ご参考にしていただければ幸いです。

 

車のダッシュボードに置かれた、駐車時刻を示す表示板

Disque de stationnement Zone Bleue

 

レンタカーで旅をするうえで、市街地での駐車場の利用方法を ある程度知っておくことは重要です。

立体駐車場や地下駐車場、大型駐車場などの、出入口に開閉バーがあって、パーキングチケットを取り、退出時に料金を支払うといった、日本にもよくあるシステムの駐車場もありますが、それらは比較的大きな町にしかありません。

そして、これらの利用方法は、日本の駐車場と ほぼ同じです。

しかし、フランスを旅行中、頻繁に利用することになるのは、おそらく路上の(有料)駐車スペース、もしくは小さな広場を利用した(有料)駐車場でしょう。
これらの利用システムは日本と異なるので、ある程度のことを知っておいたほうが好いでしょう。

よろしければ、ご参考になさってください。

 

青、白、黄色のラインで囲まれた 路上駐車スペース

路上駐車スペースには、例えば以下のようなタイプのものがあります。

 

1、「青い線」で区切られたスペース。

2、「青い線」で区切られ「15 MINUTE」など 時間が書かれたスペース。

3、「白線」で区切られ「PAYANT(ペイヨン/有料)」と書かれたスペース。

4、「白線」で区切られただけのスペース。

5、「白線」で区切られ「DEPOSE MINUTE」などと書かれたスペース。

6、「黄色い線」で区切られたスペース。

 

1、「青い線」で区切られた路上駐車スペース

青い線で区切られた駐車スペース

リュネヴィル(Lunéville)大聖堂前のゾーン・ブルー

 

路上に青い線で区切られた駐車スペースは「ゾーン・ブルー(Zone Bleue)」と呼ばれ、基本的には「無料」の駐車スペースです。
しかし、この場所に駐車するには条件があります。

ほんの少しの間なら問題ないかもしれませんが、無料だからといって、しれ~っと停めていると駐禁をとられる可能性があります。

この場所は基本的に9時~19時(※町や駐車場により時間が異なります)の間、最長90分まで 無料で駐車することができます。
ただし、車を停める際、ダッシュボードのところに、駐車を開始した時刻を示す規定の表示板(冒頭写真)を置かねばなりません。

それによって「この駐車は 制限時間以内です」と、巡回係員に示すわけです。

この表示板が所定の位置に置かれていなかったり、時間が超過している場合など、見つかれば切符を切られます。
確か罰金は35ユーロ。(2019年11月現在)
罰金自体も痛いですが、その後の支払い手続きなど、旅行中に課せられる面倒はできるだけ避けたいものです。

ここまで読むと、「青い線のスペースに停めるのはちょっと・・・」と考えてしまいますが、実は、だいたいの町において、お昼の2~3時間は、制限なく停めることができます(町によって異なります)。

 

マルレンハイム(Marlenheim)の 路上駐車スペースの表示
月曜から金曜:9~12時&14~18時/ 土曜:9~12時/最大90分

 

これは、「皆さんどうぞ気になさらず車を停めて、ゆったりランチを楽しんでくださいね」といった市民への配慮・・・というわけでは もちろんなく、おそらく駐車状況を監視する巡回係員の方(警察)もお昼休みなので、まぁこの時間帯はいいよ 気にしないで、ということなのでしょうかね。

ちなみにダッシュボードの上に置く表示板は「ディスク・ドゥ・スタスィオヌモン・ゾーン・ブルー(Disque de stationnement Zone Bleue)」といいます。
ちょっと長い名前で覚えにくいかもしれませんね。

冒頭写真を撮らせていただいた 車の持ち主であるムッスュに 表示板のことを聞いたとき、単に「ディスク・ブルー」とおっしゃっていましたので、購入するときは、町のタバコ屋さんや 文具屋さんなどで「ディスク・ブルー(Disque Bleue)」と言えば、用意してもらえるでしょう。

また、冒頭写真のディスクにはフランス語(Heure d'arrivée)の他に、ドイツ語やイタリア語も書かれています。
ドイツやイタリアも、同じ路上駐車システムが採用されていることがわかります。

 

2、「青い線」で区切られ「15 MINUTE」などと 時間が書かれた路上駐車スペース

青い線で囲まれた駐車スペースで、すぐ脇の路面や横の標識に、「15 MINUTE」と書かれたタイプのゾーンを見ることがあります。

想像がつくと思うのですが、「15分間だけは無料で停めていいよ」ということのようです。
ここも青い線で囲われたスペースなので、ディスク・ブルーの設置が必要と思われます。

私は、ヴァンヌ(Vannes)の町なかで、宿に荷物を運び入れるのに、そのスペースに車を停めたことがあります。
道が混んでおり、宿の近くの Payant (有料)の駐車スペースもいっぱいで、空いているのがそこだけだったからです。

宿のご主人に「車はどこに停めた?」と聞かれ、「近くの、青いラインの15分と書かれたところに停めてある」と応えたら、「チェックインはあとにするから、すぐに移動なさい」と言われ、「ここから少し離れるけど、この辺りやこの辺りに Payant (有料)の駐車スペースがあるから」と地図を示され即時の移動を促されました。
駐禁をとられる可能性があったからでしょう。

このスペースへの駐車も注意が必要ですね。

<つづく>
※次の記事では、「白線」で区切られ「PAYANT(ペイヨン/有料)」と書かれた駐車スペース(3)について掲載します。

2020年07月23日